今日の日記

2003年11月10日
やっぱり想像通りの最悪のヘルパーデビューでした。
出来なくて当たり前。
責任感がないように思われるかもしれないけど
いきなり同行ヘルパーもいなくて一人で行かされてなにができる???
どこに何があるとかは聞いていても、実際行ってみると全然違うし。
お掃除ぐらいならなんとかなる。
本人に聞きながらやればいいから。
でも身体介護が入るとそうはいかない。
向こうはできて当たり前だと思っているし。
清拭なんてやったことない。
足浴・ドライシャンプーどうすればうまくマッサージできるかわからない。
はっきりいってやったことがない。
でもしなくちゃいけない。
初めてだということを悟られちゃいけないという。
でもそんなの無理な話し。

ドライシャンプーしていた時
・あれはムースと違って出すと膨れると思っていた。だから1回目ふった時「あれ失敗した」と思って捨てに行った。「あんた、何処いくの?」と言われてしまった。
・シャンプーを手の平になじませマッサージ開始。普段シャワーで髪を洗うようにしていたら「イマイチシャンプーのつきが悪い。髪の毛もほつれてるんちがう?なんか痛いわ。」
・最後にワックスをかけた時「もうこれは自分でやるわ。」と言われてしまう。私はただ見ているしかなかった。
・今思えば最後に軽くタオルで拭くようにと言われていたのに忘れていた。

清拭
・お湯の温度が低すぎた。タオルで拭いた時「冷たい寒い」と言われてしまう。「それではお湯足してきます。」と言うと「そんなんしているうちに体冷えて風邪引いてしまう。」そりゃそうだ。暖房を効かせているとはいえ、相手は上半身裸なんだから。
・「寒いですよね。ほんとすいません。」と言うと帰ってきたことばが「ほんまや。」泣きそうな気分になる。情けなくて。向こうは私が初めてなんて知らない。「ベテランの顔して行って下さい。」といわれているんだから。
・本を見て拭き方は覚えてきてはいたが実践は初めて。でも拭き方がヘタ。強く拭き過ぎたのか、逆なのか、拭き忘れた箇所があったのかわからない。でもどうも不満だったようで拭き終わった途端「貸して」と言われ自分で何箇所か拭きなおしていた。私はただ見ているしかなかった。
・今思い出したけれど、石鹸使わずに清拭しました。

足浴
・清拭の時お湯の温度が低いと言われたのでその調整に時間がかかる。すると「何してんの。早くして。もたもたしてたらお湯冷めるやろ。」
・もっていくとやはり「ぬるい。もたもたしてるからや。」
・マッサージするけどヘタ。(言われないけど自分でやっててわかる。)
・もんでいたら「いたっ。もみかた強すぎるわ。他のお家でもそんなふうにやってるの?」と聞かれたので「そうですね。その方は強めにもまれるのがお好きなんです。ついつい同じようにしてしまいました。すいません。」と答える。もちろんうそです。今日初めてやりました。

「すいません、もたもたしてて。」というと「ほんまやな。でもあんたも初めての家きてわからへんわな。」「今度もし来る機会があったら要領よく出来るようにします。今回は本当に御迷惑かけました。今日のことはまた違うヘルパーが来た時にでも『月曜日にきたヘルパードン臭いな』とでも言ってください」「そんなこというかいな。今日はありがとう。また着てね。」
この言葉がどれだけの慰めになったことか。
ほんとはこちらが「ありがとう。」って言わなきゃいけないのに。
本当にごめんなさい。

何もできない自分がもどかしい。
事業所はもっと私たちの思いを真剣に受け止めて欲しい。
なにも「大丈夫」じゃない。
受け皿としてもっとバックアップするべきだ。
何かあってからでは遅すぎる。
その時事業所としてきちんと責任とってくれるの?
私たちのせいにされたって困る。
そうなる前になにか手立てをしてほしい。
それをしてくれないのなら、この事業所では在宅ヘルパーはしたくない。

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